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募集期間
2022年11月21日(月)15:00 ~ 2023年1月10日(火)15:00
2023年1月17日(火)15:00まで延長
2023年1月20日(金)15:00まで再延長
演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございます。
※締切直前はホームページへのアクセスが集中し、演題提出に時間がかかることが予想されます。時間的余裕をもってご登録ください。
※登録後の演題修正についても、上記期間内にお願いいたします。登録締切後の修正は、プログラム編成・抄録制作スケジュールの都合上、受付いたしかねます。予めご了承ください。
発表方法について
本学術集会は現地開催を予定し、準備を進めております。極力現地会場にお越しいただいてのご発表をお願いいたします。
ただし、ご所属機関や自治体の方針等のご事情により現地参加が叶わない場合は、音声入りデータによる動画発表も可能です。動画発表の場合は、質疑応答は実施いたしません。
動画データ作成要領等、詳細については後日ご案内いたします。
応募資格
筆頭演者、共同演者は会員に限ります。
非会員の方は、演題登録前に入会手続きを行ってください。入会に関してのお問い合わせは、下記へお願いいたします。
※学生、初期研修医、看護師、コメディカル、救急隊員の方は、非会員であってもご応募頂けます(入会手続きは不要です)。
一般社団法人 日本外傷学会事務局
株式会社春恒社 学会事業部内
〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目4番地12号 新宿ラムダックスビル9階
TEL:03-5291-6259 / FAX:03-5291-2176
http://www.jast-hp.org/nyukai/
発表形式
- シンポジウム(公募)
- パネルディスカッション(公募)
- ワークショップ(公募)
- 一般演題(公募)
- 学生・研修医セッション(公募)
- 日本外傷学会多施設臨床研究委員会企画セッション(指定)
- 外傷研修コース開発委員企画セッション(指定)
※演題の採否・発表形式については会長にご一任ください。
※シンポジウム・パネルディスカッションで不採択の場合、一般演題などでの採択となります。プログラムにつきましては、会長にご一任ください。
カテゴリー
シンポジウム
S-1 重症外傷患者に対する早期リハビリ介入(公募)
重症外傷診療では、治療と併行した早期リハビリ介入により、社会復帰に向けることが重要です。しかし各施設でどのような介入を行っているのか明確ではなく、他の施設に学ぶことも多いと思います。本学会では各施設におけるリハビリのポイントを共有し、今後の外傷診療に活用したいと思います。外傷医による発表だけでなく、リハビリ医やOT・PTなどからの発表も歓迎します(コメディカルの発表者は会員以外でも可)。
S-2 重症外傷患者に対する、より安全なCT撮影(公募)
現在hybrid CTが普及しつつありますが、多くの施設では患者移動を伴うCT撮影が一般的と思います。施設によりCT室までの距離などに差があり、その中でCTが「死のトンネル」にならないよう、患者移動や、移動・撮影時間の短縮などについて注意している点があると思いますので、それを共有し、今後の外傷診療に活用したいと思います。外傷医による発表だけでなく、放射線科医や技師などからの発表も歓迎します(コメディカルの発表者は会員以外でも可)。
S-3 重症外傷患者に対する急性期栄養管理(公募)
重症外傷では著しい異化亢進により栄養不良が生じ、転帰に影響します。従来、栄養管理は中心静脈主体でしたが、近年は早期経腸栄養が推奨され、bacterial translocation回避や免疫能維持が達成され転帰が改善します。さらに近年は、栄養士などを含む多職種連携も重要視され、各施設で様々な努力をされていると思います。そこで本学術集会では栄養管理について、栄養剤や薬剤の選択、栄養士の介入、あるいは栄養チームとしての係わりなど、様々な角度から論じて共有したいと思います。外傷医による発表だけでなく、栄養士や看護師などからの発表も歓迎します(コメディカルの発表者は会員以外でも可)。
パネルディスカッション
PD-1 四肢血管損傷に対する病院前ターニケット使用に関する地域の実情(公募)
東京オリンピックにおけるテロを警戒し、平成30年に消防庁から「止血に関するテキスト」が発表され、四肢の重篤な出血に対する病院前ターニケット(TQ)が強調されました。しかし内容的に敷居が高く、普及していないように感じます。海外では一般市民にまで止血ガーゼ(いわゆるcombat gauze)とTQが浸透する中、本邦では救急隊が巻いてきたのをみたことがないという声も耳にします。「止血」は本来、救急隊の基本的処置の一つですが、CATという器具が登場したことで許可されたような状況に違和感も感じるところです。そこで本学術集会では、全国において救急隊がどれくらいTQ使用(あるいは四肢血流遮断)を行っているのか、実情を論じていただきたく思います。多数使用されているという内容だけでなく、逆に全く(ほとんど)使用してくれず、そのために失った命がある、あるいは合併症が多く救急隊によるTQ使用には反対、という内容も歓迎いたします。
PD-2 高齢者外傷(公募)
日本は未曽有の高齢化社会を迎え、2020年では総人口の約29%を65歳以上、約15%を75歳以上が占めています。また今後もこの率は増加し、2042年に65歳以上の率がピークを迎え、しかし75歳以上の率は2060年頃まで増加し続けると推計されています。この人口動態変化に伴い、高齢者外傷は必然的に増えていますが、若年者とは異なる様々な問題が生じ、死亡率にも大きな影響を及ぼします。高齢者外傷の特徴としては、重要臓器の機能不全や予備力の不足、基礎疾患の併存と抗血栓薬をはじめとする内服薬の問題、また組織脆弱性がある上に周囲組織も脆弱なため損傷を受けやすく出血も拡がりやすい、などがあげられるでしょう。さらに、救命はしたもののQOLを著しく損ね、却って社会や家族の負担を生じる結果に至る問題も考えられます。今後の高齢者外傷にどう対応していくか、治療介入の判断や治療法、管理法、あるいは治療の限界の判断など、各施設でどのように行っているか、活発な議論を期待します。
PD-3 IVRまたはsurgical approachどちらが優先か(公募)
IVRは外傷診療においてsurgical approachに変わる新たな止血手段として重要な地位を確立しています。しかし新たな方法だけに頼ると落とし穴や限界があり、従来の方法の見直しや、両者の組み合わせ、あるいはその場合にどちらを先行すべきかなどの議論が必要になります。例えば肝損傷では、過大侵襲であった肝切除を経てIVRが主流となりましたが、近年は古典的なpackingが見直され、いわゆる'old wine in a new bottle' (repurposing of old ideas into new ones)となっています。しかしこれとIVRの組み合わせで、どちらを優先するかには、科学的な議論はもちろんとして、施設の体制などによる議論も必要になるでしょう。また例えば肋間動脈に関しては、手技に要する時間的要因などの議論も必要でしょう。このような背景を基に、各施設で様々な部位の出血に関してどのように診療を進めているか、議論して頂きたいと思います。
ワークショップ
W-1 救えなかった命の徹底討論(公募)
予測生存率の高低を問わず、外傷医なら誰しも「こうすれば救えたかもしれない」と思う苦い経験があるでしょう。学会では劇的救命例が語られることは多いものの、救命できなかった命に関する議論には困難があり、これまで避けられてきました。しかし、病理学の父とされるモルガーニの言に「1体の異状解剖は100体の正常解剖に勝る」とあり、外傷においても同様、1例の死亡例を語る意義は計り知れないと思います。ぜひ貴重な症例を共有して、今後の外傷診療に役立てたいと思います。なお、外部者の入場は制限します。
W-2 本邦における外傷センター構想(公募)
本邦において、外傷診療は過去20年間を通して格段の進歩を経てきた感があります。特に、JPTEC・JATEC・JETECによるシームレスな連携の構築、Drヘリの運用、また本学会の専門医制度と専門医研修施設認定制度の確立を通じ、ある一定の患者集約がなされ、科学的な系統立った外傷診療が行われるようになり、かつては救えなかった重症外傷も救命できるようになってきました。しかし一方、外傷センター構想も同時期から論じられているにもかかわらず、実現はみていません。これには、国や組織による主導がないという社会的背景から、本邦独自の国民皆保険制度と比較的自由な開業を基に、国民に「近くで診て欲しい」という感情的背景が長年根付いている背景まであると思います。海外の外傷センターをみても国によってシステムは異なります。今後本邦で外傷センターを構築するならば、その要件は何か、あるいはどのようなシステムが望ましいのか、など議論して頂きたいと思います。本邦においては不要という意見も歓迎します
W-3 外傷医の地位向上を目指して:若手医師から学会に対する要望(公募)
重症外傷患者の診療は、臓器別・部位別の各専門科が集まっても成立せず、特に初期診療は横断的に行う必要があり、そこに外傷診療の一つの専門性があります。また根治的治療についても、「外傷」という括りで既存の専門領域を超えた手技を行うことも増えています。しかし専門が「外傷医」であるという概念は一般には普及していません。このため、施設によっては各専門科の壁や病院の考え方により、診療内容を制限されているかもしれません。かような中で、今後は外傷医の地位確立を目指し、学会もそれを目的に活動する必要があります。本セッションではそのために、会員の方々から各施設における現状報告や、外傷医の地位向上には何が必要か、学会への要望事項は何か、などの意見を頂いて議論したいと思います。
発表者の年齢は問いませんが、壇上ディスカッションはこれからの時代を背負う若手(概ね卒後15年以内)にお願いしたいと思います。抄録は400字以内で、要望一言だけでも結構ですが、必ず卒年をお書きください。
外傷医の地位向上を目指して:若手医師から学会に対する要望の登録方法
下記の手順にて登録をお願いいたします。
発表形式は、W-3 外傷医の地位向上を目指して:若手医師から学会に対する要望(公募) を選択
一般演題への応募は、「一般演題への応募は希望せず、取り下げる」を選択
一般演題の演題区分は「選択しない」を選択
筆頭演者情報(氏名、ふりがな、所属機関、所属機関住所、連絡先メールアドレス)を正確に登録
※共同演者は登録不要です
演題名をご入力ください
抄録本文1行目にご自身の卒年月を記入し、2行目から学会に対する要望を400字以内で記載してください。要望は一言だけでも結構です。
一般演題(口演)
- 本学術集会の「一般演題」は、全て口演といたします。
- 下記の一般演題カテゴリーから発表内容に合致するものを選択してください。第1希望、第2希望を選択していただきますようお願いいたします。
- 演題の採否については、会長にご一任ください。
- 採択の段階で、演題登録時のご希望と異なるセッションや形式での発表となる場合がございます。予めご了承ください。
一般演題公募カテゴリー
1 | 病院前外傷診療 |
---|---|
2 | 外傷初期診療 |
3 | 頭部外傷 |
4 | 顔面外傷 |
5 | 脊椎・脊髄外傷 |
6 | 頸部外傷 |
7 | 胸部外傷 |
8 | 腹部外傷 |
9 | 骨盤外傷 |
10 | 四肢外傷 |
11 | 多発外傷 |
12 | 小児外傷 |
13 | 妊婦外傷 |
14 | 高齢者外傷 |
15 | 輸液・輸血療法 |
16 | 画像診断 |
17 | 手術手技 |
18 | Damage Control Surgery |
19 | IVR・NOM |
---|---|
20 | 集中治療 |
21 | 病態生理・基礎研究 |
22 | 凝固障害 |
23 | 臓器不全 |
24 | 栄養管理 |
25 | 感染 |
26 | チーム医療・多職種連携 |
27 | 診療放射線技師関連 |
28 | リハビリテーション・理学療法 |
29 | 外傷看護・外傷外科看護 |
30 | 外傷診療体制・システム |
31 | 外傷教育 |
32 | 重症度・緊急度評価 |
33 | 外傷疫学・統計 |
34 | 災害・多数傷病者対応 |
35 | 医療機器・ICT |
36 | その他 |
学生・研修医セッション
対象者:医学生・初期臨床研修医(医師免許取得後2年以内の臨床研修医)
医学生や研修医を対象に、日頃の成果を発表いただけるセッションを設けました。
本学術集会での発表や、それに向けた準備が、外傷診療についてより興味を深めるための契機となれば幸いです。
本セッションに応募する学生・研修医は、日本外傷学会の非会員であっても発表頂けますが、共同演者のうち最低1名は正会員としてください。
なお、座長にて優秀な演題を選出し、表彰ならびに副賞の贈呈を予定しておりますので、奮ってご応募ください。
日本外傷学会多施設臨床研究委員会企画セッション(指定)
外傷研修コース開発委員企画セッション(指定)
演題登録方法
UMINの演題登録システムを使用いたします。
下記ボタンより、「登録」や「確認・修正」を行ってください。
ブラウザに関する注意事項
UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
それ以外のブラウザでは、ご利用にならないようお願いいたします。
各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
登録時の注意事項
- 登録された抄録はそのまま印刷されますので、登録者の責任において作成ください。
- 抄録本文の文字制限は520文字までです。
- 全角文字は1文字、半角文字は1/2文字とカウントします。
- 特殊文字、依存文字の使用はできませんので、ご注意ください。
- 登録が正常に完了した場合は登録確認メールが登録先メールアドレスへ送付されます。必ず受信していることをご確認ください。
- 採択の可否および発表形式・発表時間等の決定は会長一任です。
- 抄録本文の構成:登録する演題が「研究」と「症例・経験・その他報告」のいずれにあたるかを自身で判断し、その項目に書かれた事項を守って、簡潔かつ論理的に構成してください。
「研究」
基礎研究、疫学研究(量的・質的研究)などが含まれます。
原則として【背景と目的】【方法】【結果】【結論】の項立てに沿って記載してください。
【背景と目的】には可能な限り仮説を記載してください。
【考察】は必要ではありません。【考察】を書く場合は、【結果】と【考察】は厳密に区別してください。
「症例・経験・その他報告」
症例報告、活動報告などが含まれます。
まれな疾患、困難な病態に対する医療上の工夫、医療上・勤務上の経験や取り組みなどを踏まえて、他者の参考となる発表を歓迎します。新奇性・教育的価値がわかる内容にしてください。
演題登録についてのお問合せ
演題登録についてのお問い合わせは、下記までご連絡ください
第37回日本外傷学会総会・学術集会 運営事務局
株式会社春恒社 コンベンション事業部
〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目4番地12号 新宿ラムダックスビル
E-mail:jast2023@c.shunkosha.com